ルイ・コスタの引退について思うこと

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20080512-00000029-jij-spo


ついにルイ・コスタも引退してしまうのかと思うと残念。


ぼくが本格的に海外サッカーを観るようになったが、日韓ワールドカップ後の2002・2003シーズン
チャンピオンズリーグ。このシーズンを優勝したのが、ACミランで、主要メンバーではカカーが加わり、
シェフチェンコチェルシーへ移籍した程度で、今とそんなに顔ぶれは変わっていない(今シーズンのミラン
の低調さはズバリここから来ていると思う)。


当時のミランは、近年の黄金時代の初期に当たり、基盤を作っていた時代。

そんな中、チームの中心にいたのルイ・コスタ
トップ下のポジションで文字通り、「司令塔」の役割を果たし、「針に糸を通す」ほどの、
時に何十メートルものスルーパスを通すプレーはまさにエレガント。
ミランに来てから得点が取れずずいぶん批判されもしたが、パスセンスはまさに一級品。



その後、ミランにカカーが入団して、カカーの台頭とともに、だんだんポジションがなくなって、
ベンフィカに移籍するようになってからプレーを観る機会はほとんどなかったのだけれど、
好きな選手が引退してしまうのはほんと寂しい限り…


特に、思い出に残るのがユーロ2004年でのイングランド戦でのミドルシュート