「生物の無生物のあいだ」
- 作者: 福岡伸一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/05/18
- メディア: 新書
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「生物とは何か?」をテーマに分子生物学の研究を平易に書き記したベストセラー。
「研究者っていいですよね。自分の好きなことをしてお金がもらえるんだから」(p83)
僕もホントその通りと思っていたけど、研究の世界も、2番手は無意味といわれるような
競争社会なんだなと、この本をよんで納得した。
とくにDNAを巡る、ワトソン・クリックと、Rフランクリンの話は興味深い。
それに、分子生物学という、初心者には高度で難解な分野を、わかりやすく、
それに詩的に書き記す筆者の文章にも感嘆します。